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夏は極楽浄土、冬は渡り鳥の楽園 伊豆沼 野鳥観察虎の巻
伊豆沼野鳥観察館
登米市迫町新田字新前沼254
「水の里登米市」の伊豆沼・内沼は、国指定の天然記念物・鳥獣保護区であるとともに、ラムサール条約登録湿地(1985年9月、日本で2番目)になっており、国際的にも重要な渡り鳥の飛来地です。
夏はハスの花が咲き乱れ、まるで極楽浄土のようです。
季節ごとに多彩な顔を魅せてくれます。
【夏 極楽浄土】
冬は、極東ロシアから白鳥やマガン等が越冬しにやってきます。日本に渡ってくる8割が伊豆沼で過ごすといわれています。
渡り鳥は、夜は伊豆沼をねぐらとし、早朝、登米市内近郊の田んぼへ向かい、田んぼの落穂や収穫後に残った大豆、雑草などを食べて日中を過ごし、日没前に伊豆沼のねぐらに戻ります。
早朝、伊豆沼から一斉に飛び立つことは「マガンの飛び立ち」、夕方伊豆沼に戻ってくることは「ねぐら入り」と呼ばれ、特に飛び立つ時の羽音と鳴き声は、環境省選定の「残したい¨日本の音風景100選¨」に選ばれています。
<観察虎の巻>
🔶日の出前30分頃から飛び立ちが始まります。
11月初め 5:30頃
12月初め 6:00頃
1月初め 6:30頃
🔶野鳥を驚かさないよう、静かに観察
🔶群れは家族・親戚単位
🔶飛ぶ速度は時速60㎞(※極東ロシアから飛来するときは時速100㎞)
🔶渡り鳥は色を見分けることが出来るので、渡り鳥を驚かさないような服装、そしてとにかく寒いので暖かい服装を!
【家族単位で登米市の豊かなおいしい田んぼを目指す】
【田んぼ×渡り鳥 お食事中】
【白鳥に人気の田んぼ】
「ねぐら入り」は、それぞれの家族がそれぞれのタイミングで伊豆沼のねぐらに戻ります。
夕方、登米市内ではV字飛行(正式名称は¨かぎ型¨)で伊豆沼を目指す渡り鳥達を見ることができるカモね。
【おかえりトメ】
登米市の人口は令和3年11月末現在で76,261人。
マガンは国の天然記念物、登米市の人口よりも多い数の天然記念物が、伊豆沼で越冬しています。
「シティプロモーション」とは、「選ばれる町」になること。
渡り鳥の皆さんは、毎年間違わず、迷わずに伊豆沼に越冬しに来ます。家族単位で来てくれます。
人間も、仕事や学校で一度登米市を離れざるを得なくても、また「おかえりトメ」してほしい、登米市以外の方も、登米市の豊かさに惹かれて移住してくれたら嬉しいカモね。
【極楽浄土、渡り鳥の楽園 観察ポイントへの入り口】
【登米市迫町のマンホールは白鳥の絵】