グルメ
トメのおいしい放浪記 「四季彩ダイニング 心味」
新鮮な野菜に上質なお肉、少し足を伸ばせば三陸の新鮮な魚介類も手に入る、食材王国・登米。美味しい食材が集まるエリアなら、もちろん飲食店もトップレベル!ということで、登米の美味しいごはん屋さん・居酒屋さんをはしご。名付けて「トメのおいしい放浪記」。1軒目は、佐沼にある洋食のお店「四季彩ダイニング 心味」。
店内手前はカウンター席、店の奥は広々としたテーブル席です。
可愛らしい丸文字で書かれたおすすめメニューには、色々試せる一品メニューが充実。お昼の時間帯はランチメニューもあります。
人気オーダーベスト5の中から、まずは仙台牛のハンバーグをオーダー。
仙台牛はもちろん登米産の牛肉です。
見てください!これぞ王道・洋食屋さんのハンバーグといった出で立ち。熱々の鉄板の上で、デミグラスソースもぐつぐつと音を立てています。
昼間ですが、ビールも注文してぐびっ!すかさずハンバーグにフォークを入れると……。
この通り。ふっくら身の詰まったハンバーグは、ほんのり香辛料が効いていて、ふんわりもちもちした食感。食べ応えたっぷりなのにしつこさは全くありません。
お次は、ランチメニューの仙台牛のステーキ。ほんのりレアなお肉の赤みが美しい。ステーキの上に乗っているのは、自家製ガーリックバター。少しずつ溶かしながらいただくと、お肉の旨味を存分に味わえます。
そして、お店の人気メニューの一つ、カニクリームコロッケは、女性の握りこぶし大ほどの満足感のある大きさ。衣は薄づきで、カニの足ごと揚げられています。
衣を破ると、クリーミーなホワイトソースの中にたっぷりとカニ身が。お店の自信が感じられます。
同じ時間帯にランチを召し上がっていた女性の2人組のお客様は、帰りにこのカニクリームコロッケをテイクアウトされていきました。
「地元のお客様に支えられています。野菜を作っている農家の方も多く、お店で話をしているうちに『うちの野菜使ってみてよ』と、野菜を持ってきてくれる方も。お客様との会話の中からも、料理のアイディアが常に頭の中で生まれています。」
そうおっしゃる料理長の畠山さんは、忙しく厨房を動き回りながらも、お料理をされているお姿はとても楽しそう。
コロナ禍での悩みは尽きず、屈してしまいそうになる時もおありとのことですが、できる限り続けていきたいと畠山さん。東京で修行された確かな腕と、地域の方々との交流の中で生まれるあたたかい洋食で、ほっと舌も心もほぐれるお店です。
四季彩ダイニング 心味
登米市迫町佐沼字中江五丁目6-2
電話 0220-23-7731
営業時間 11時00分~14時00分 17時30分~22時00分
定休日 日曜日・月曜日 ※予約状況で変動有り
※情報は、2020年12月現在