おすすめスポット

命の循環 まあるいシルクロ

カフェ+レンタルスペース circulo (シルクロ)

登米市迫町新田字小友65-6(新田小学校前)

11:00~17:00(14:00以降はドリンクのみ)

定休日:水・木・祝・日

駐車場あり

「トメのコメジルシ」は、登米市の魅力=注目してもらいたいところを「コメジルシ」として発信するシティプロモーションサイトです。

黒毛和牛農家の三塚牧場さんが直営カフェをオープンすると知ったのが2022年の春先。

長い間、もはや放置されていた集会所を、クラウンドファンディングを活用して何かワクワクすることをするらしい…。

どんな素敵な空間になるのかな?

どんなお料理が出るのかな?

要するに、今回は「注目してもらいたいところ」ではなく、「注目していたところ」のご紹介です。

令和4年12月12日にオープン。

すぐにでも出張トメコメしたかったけれど、12月20日にお邪魔することが出来ました。

 

【シルクロバーガープレート しょうゆ ポテト付き】

シルクロバーガープレートは「しょうゆ」と「トマト」の2種類。

いずれも税込み1,850円。

しょうゆは三塚牧場の仙台牛パティ、玉ねぎ、レタス。

トマトは三塚牧場の仙台牛パティ、自家製トマトソース、玉ねぎ、レタス、和からし。

ポテト(+150円)をつけるのはお邪魔する前から固く心に決めていました。

しょうゆを食べようとも決めていましたが、いざお店に入るとトマトも捨てがたくなり、しょうゆとトマト、散々迷い、ご主人に「どちらがオススメですか?」とお尋ねしたところ、「僕はしょうゆです」とのことなので、やはりしょうゆにしました。

ずっとcirculoさんのinstagramを「コメジルシ」していたので、飲み物はシルクロブレンド深煎りにすると心に決めていました。

 

【仙台牛のにくじゅうがキラリ】

 

circuloはスペイン語で¨円¨、¨循環¨の意味。

まあるいテーブルで、まあるいお皿に乗った、まあるいハンバーガーをいただきました。

食レポは本業ではないので割愛させていただきます。

ただただ美味しかった。

ハンバーガーだけれど、うましたくましと飯。

次は絶対トマトを食べると固く心に誓いました。

「営業日でない日は牧場のほうですか?」という質問に、「365日牛の世話をしています。」と呆れずに答えてくださったご主人。

「循環がテーマです。生ごみは畑に戻しています。1年以上かけて、Haijiさんと試行錯誤しながらバンズを完成させました。」とお話しくださった奥さん。

登米市は名前のとおり宮城県内有数の米どころ。

そして県内有数の「仙台牛」の産地。

米作りで出た稲わらを、牛さんの寝床の敷きわらに、そしてご飯としても与え、牛糞は堆肥となり畑に還元する資源循環型農業。

気候や土壌にも恵まれ、お米の他にも、キュウリ、キャベツ、ナス、トマト、イチゴ、リンゴなど、とにかくおいしいものがよく育ちます。

おいしいものが良く育つのは、土地や気候に恵まれているからだけではありません。

お二人のように、「丹精」するのが上手な人がたくさんいる町だから。

「みやぎの明治村」と称される、明治時代だけではなく、江戸時代から続く古い建物や洋風建築が美しく残っているのも、800年以上続くお祭りがこれからも続くのは、代々町の人達で「丹精」してきたから。

365日、毎日の「丹精」があって、これからも登米市は循環していきます。