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いよいよ出走!米川の水かぶり
令和5年2月5日(日)10:30~
大慈寺山門前広場(登米市東和町米川町下56)
駐車場:①ウジエ跡地②農協倉庫・蔵王リース跡地③米川公民館④東京発條駐車場
■水かぶり本祭
■五の日記念フォトコンテスト
■ふるさと自慢市
米川商店会、みやぎ北上商工会、道の駅林林館、までな舎、とめ※こしぇる
■水かぶり作品展
■来場者記念撮影コーナー
※五日町、元町近辺は10:20~11:30まで車両通行禁止
ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「米川の水かぶり」は、登米市東和町米谷「五日」町地区に古くから伝わる火伏のお祭りで、毎年2月の初午(はつうま)の日に行われます。
五日町地区の男が、わらの装束(あたま、わっか、しめなわ)を身に着け、顔にかまどの煤を塗り火の神様に化身し、家々に桶の水をかけて火伏を祈願します。
今年は「初午の日」が16年に一度の「五の日」、かつ日曜日です。
「五日町」の由来は、昔、五日の日に「市」を開いていたから。
【地区全体が水かぶりモード】
①当日の朝、住人たちはこの桶に水を入れ、家の軒先に置きます。
②水かぶり一団は、朝8時から水かぶり宿(神様が宿る、神様のお世話をする宿)で準備をします。
「しめ縄」を身につけます。
顔にかまどの煤を塗り(己の顔を消し)、火の神様に化身します。
「あたま」、「わっか」を身につけます。
③10時30分、水かぶり宿を出発します。
④大慈寺にある秋葉山大権現に祈願します。
⑤その後町に繰り出し、家々に水をかけ火伏祈願をします。
⑥人々は、男たちが身に着けたしめ縄の藁を抜き取り、火伏のお守りにします。
⑦八幡神社と若草稲荷神社に参拝。
⑧その後、また町を練り歩き、桶の水を家々にかけて歩き、火伏を行います。
⑨水かぶり一団とは別に、手鐘を鳴らす墨染僧衣の火男と、天秤棒に手桶を担いだ助走のおかめが家々を訪れ、ご祝儀をいただきます。
いただいたご祝儀で、「かさごす」と言われる慰労の席を設けます。
訪れた家に福をもたらす来訪神と言われ、火男は火の神様の仮の姿であり、おかめはその相方の神様です。
男たちが家々にかける水しぶき、寒さのなか立ち上がる白い霞、火伏のお守りになると言われている藁を抜き取ろうとする町の人々のひといきれ、カメラ小僧の真剣なまなざし、これまでもこれからも伝統が続く臨場感をお楽しみください。